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Q1. | 黒板って雑巾で水拭きしてもいいの? 答えは>> |
Q2. | 黒板の字がよく消えないんだけど・・・ 答えは>> |
Q3. | 黒板が白くなって消えないのはなぜ? 答えは>> |
Q4. | 学校の黒板を、市販の黒板塗料で自分で塗り直しが出来ますか? 答えは>> |
日常的な水拭きは、しない方がいいですね。
この質問は、とてもよく聞かれる質問です。
みなさん、黒板をきれいに使いたいけど、どうしたら良いのか悩んでるようですね。
そのお気持ちが黒板屋にとっては、とてもうれしく思います。
厳密に言うと黒板面の作られ方によって違いがあります。
現在、一般的には新品黒板の板面は焼き付け塗装によって作られています。
この焼き付け塗装された黒板は、水拭きしても大丈夫です。
良く絞ったきれいな雑巾等で水拭きした後、きれいな乾いた雑巾等で水分を拭き取ってください。
当社の本塗替え修理などで作っている研ぎ出し黒板については、
日常的には黒板面を雑巾で水拭きしないで下さい。水拭きにより黒板面を痛めてしまいます。
例外的に、ひどい汚れを落とす場合は、固く絞ったきれいな雑巾で水拭きした後、きれいな乾いた雑巾等で水分をよく拭き取って下さい。
と、ここまでお話ししてきましたが、お使いの黒板がどちらの黒板なのか普通は分かりませんよね。
新品の焼き付け塗装された黒板、修理した研ぎ出し黒板、どちらも、日常的な水拭きはオススメ致しません。
良く絞った雑巾でないと、水拭きによりチョークの粉が水分と混ざり黒板面に塗り込まれて、黒板が白く粗っぽくなってしまいます。
ひどく汚れてしまった時や、学期末の大掃除の時などで、黒板をきれいにしてあげて下さい。
とても言いにくいのですが.....正直に申し上げましょう。
黒板面の修理をしても、黒板を新品に交換しても、黒板の字が良く消えるようにはなりません。
今、お使いの黒板消し(ラーフル)をよく見てください。
穴が開いていませんか? 中のスポンジがヘタっていませんか?
黒板を拭く面がチョークの粉で真っ白ではないですか?
経験上、黒板の字が消えにくい原因は、黒板よりも、黒板消し(ラーフル)に問題が有る場合が多いです。
黒板消し(ラーフル)を正しく使って下さい。チョークの粉はしっかりとクリーナーで落としてください。
傷んだものは新しいものに交換して下さい。複数の黒板消し(ラーフル)をお使い頂くようオススメします。
当社にもオススメの黒板消し(ラーフル)有りますよ!
黒板面は細かいヤスリのようになっています。そこにチョークの粉が引っかかり文字になります。
チョークの文字が良く消えるには面がツルツルで滑らかな方が良く消えます。
新品の黒板は、この相反する状態のちょうどいいところ、なるべくどちらにも偏りすぎない状態を作っています。
つまり新品の黒板や修理したばかりの黒板は、始めはとても書きやすいのですが、とても消えやすいか?と問われると、
残念ながらそうとは言えない状態といえるかもしれません。
日常の使用により黒板面が黒板消し(ラーフル)によって少しずつ削られていき、黒板に書いた文字はどんどん消えやすくなって行きます。
最終的にはツルツルすべって文字が良く書けなくなり、板面に光が反射して黒板の字が見えにくくなってしまいます。
そうなる前に、黒板修理のご相談下さい。すぐに駆けつけます!
■こんな黒板消しはすぐに交換してくださいね。 | ■こんな状態で使用していませんか? |
これも、今お使いの黒板消し(ラーフル)をよく見て下さい。
黒板を拭く面がチョークの粉で真っ白ではないですか?
黒板面の特に使用頻度の高い部分などがチョークの粉で白くなってしまう事が有ります。(下写真参照)
黒板面は細かいヤスリのようになっています。そこにチョークの粉が引っかかり文字になります。
その非常に細かい溝の中にチョークの粉が入り込み固着してしまっている状態です。
では、なぜそのような状態が起こってしまうのでしょうか?
原因は、やはり黒板消し(ラーフル)の使い方に問題が有ります。
黒板消し(ラーフル)の黒板を拭く面に付いたチョークの粉をきれいに掃除することなく真っ白な状態で使用し続けていると、
チョークの粉を常に黒板に擦り付けているのと変わらない状況と言えます。
そのような状態の黒板消し(ラーフル)を使い続けていると次第に黒板面が白っぽくなってきてしまい、写真のような状態になってしまいます。
そうなる前に、黒板消し(ラーフル)をきれいに掃除して使用して下さい。
それでも黒板が白っぽくなってきた様に見えましたら、良く絞った雑巾等で水拭きした後、きれいな乾いた雑巾等で水分を拭き取って
、黒板をきれいにしてあげて下さい。黒板の白化が改善されます。
■白く固着し始めている (before) | ■水拭き後、乾いた布で拭き取った (after) |
やめておいた方がいいと思います。
この様な質問は、施設管理の先生やPTAの方がPTA作業等で子供たちの黒板をきれいにしてあげたいとの思いで、ご相談いただくことが有ります。
現在、黒板用の塗料としてネットやお店などで缶入りの塗料や、スプレータイプになっている塗料などが販売されていますが、これらの塗料は、DIYで自分で黒板を作製するとき等ではお使い頂けますが、
学校の大型黒板等の塗り替え修理には適当ではないと思います。
缶入りの黒板用塗料は、普通の塗料と同様に刷毛やローラー等で塗装する様になりますが、
刷毛で塗装した場合はその刷毛跡が残ってしまい、ローラーで塗装した場合は塗り跡が粗くなり、
黒板面がボコボコした状態になってしまいます。(写真参照)
スプレータイプでの塗装は、全体を均一に塗装するのがとても難しく、設置されている状態の黒板に慣れていない人が塗装すると、どうしても吹きムラが出たり、塗料が垂れてしまい跡に残ってしまう事が多いようです。
また、よく聞かれるのが黒板の汚れた部分だけを塗装できないかとの質問ですが、大きな黒板の一部分だけを塗装すると、
どうしても色ムラが出来てしまうので、黒板の塗り替えを行う場合は一部分だけでなく、全体の塗り替えをさせて頂いています。
ご自身での塗り替え修理では、黒板の色がきれいになっても、黒板用の板面を作ることにはなりません。
黒板の塗り替え修理は、当社におまかせ下さい!
■ローラー塗りの黒板 | ■当社、研ぎ出し黒板 |